【再びヨブ記と格闘中】
祈祷会では「ヨブ記」を読んでいます。私には最初、悪夢再来の感がありました。3年前『世の光』の「家庭礼拝への招き」でヨブ記の執筆を担当し七転八倒(大袈裟!)の苦しみを嘗めたからです。かみ合わないヨブと友人たちとの果てしない論争を違う言葉で表現するのに悩み抜きました。そのお陰でヨブ記に親しみを覚えるようになりましたが。今は祈祷会の奨励のために再びヨブ記と格闘しています。ユダヤ人の理屈っぽさに辟易しつつもヨブが少しずつ変わっていく様子、上から目線で慰めを語っているつもりの友人たちが焦り出す様子、ヨブがサッと切り返して彼らを追い詰める様子…など、3年間より楽しんで読んでいます。このあと若いエリフが登場しそして38節から神さま自らが語り始められます。その壮大さに「ただ嘆息…」としか書けなかったことを思い出します。(結局これは書きませんでしたが。)